そして6vギア付き12vスターターへ

12vのスターターから6vのスターターに交換した当時は、スターターの音がかなり静かになったと喜んでいたのですが、やはり2倍のスピードで回っているわけで、スターターは元気が良すぎました。それにハウジングを削っているような金属音はどうにも耐えられなくて、再びスターターを交換することにしました。走ろうと思った時、初っぱなに聞く音なので、気分の良さが半減しちゃうのです。

左が6v用スターター、右が6vギア付き12v用スターターです。6v用のスターターは交換した時にはピカピカでしたが、1年ちょっとですっかり錆びてしまいました。

今度のスターターは12vのスターターに6v用のギアが組み込んであるタイプなので、シャフトの太さも12vと同じ。これまでのように6v-12vの変換用のペラペラのブッシュではなく、普通の12v用のブッシュを使うことができます。ただ1年ちょっと6vのスターターを使っていたため、やはりハウジングが少し削れてしまったようで、12v用のブッシュの入りが以前より軽くなった気がします。

スターターを交換後、初めてエンジンをかけた時は感無量でしたね。やっと、ついに、ビートルを購入して初めて、ごく普通のスターターの音でエンジンを掛けることができた… お金をケチるところを間違ったなぁとつくづく思い知りました。