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ヘッドライトへの配線を交換

headlightwire 溶けてたヒューズの先、ライトまでの配線の交換をいたしました。

イグニッション・スイッチ回りを交換したあとは配線が熱くなることもなくなったし、ヘッドライトもちゃんと点いていている、と、ヒューズを溶かした原因も解消したかのように見える。だけどヒューズの溶け方からすると、ヒューズからライトまでに問題があったことを示しているようにも見えるし、根本的な解決はしていない気がしてしょうがなかった。


当初は配線の状態を見てみて、問題がないようだったらそのまま元に戻すつもりでいたんだけど、やっぱりそう甘くはなかった。長年荷物の下敷きになってきたこともあってか、配線は保護チューブと一体化してる部分があって、素直に抜けてくれないのだ。カッターでチューブを切ったりしたものの、配線のアウターを傷つけずに剥がすのは無理でした。

というわけで配線を全とっかえ。実ははなから嫌な予感はしていたので、配線チェックはレディバグの近所でやらせてもらいました。配線がダメならそのままパーツを買って交換しちゃおうというあんばいです。

配線を交換するだけなら、太さ?同じ規格のものを使えばとっても安く仕上げることができるかもしれない。でも、太さが同じだからと言って規格が合っているのかとかは僕には分からないし、調べるのも面倒くさい。それに配線の色はオリジナルと同じ状態をキープしたかったので「割高ですよ」なのは承知でRBでお願いしました。

旧新、配線の長さはこんな感じです。新しい配線はちょっと余裕を持って切って頂きました。切ってもらった時の寸法を忘れてしまい、作業前にさっと測った時のものなので、なんか中途半端な寸法です。

旧ヘッドライト右(白と黄)=各117cm → 新しい配線=126cm
旧ヘッドライト左(白と黄)=各162cm → 新しい配線= 173cm
旧 アース左右(茶)=各53cm → 新しい配線= 55cm

右ハンドル車はヒューズボックスが右側にあるので、タンクを横切る分、右よりも左のヘッドライトへの配線の方が長い。アースは各ライトすぐ裏にボディアースなので、短いのが左右同じ長さとなっております。

作業を始めたのが遅かったし(お店が開いたのも?)、作業を終えてちょっと油を売っていると暗くなってしまった。さて帰ろうとライトを点けると、隣に座っていたT氏は、ライトがすごく明るくなった!と感動しておりました。配線が新しくなったし接点も綺麗になったので抵抗が減ったということなのか?僕には明るさの違いは分かりませんでした。

wire tool 今回ちょっと困ったのは、ヘッドライトのカプラーに入れるL字金具に配線を取り付けるところ。僕が持っているかしめ道具ではくちばしが大き過ぎて、かしめると金具本体を噛んでしまい、うまくいかないのだ。道具をお借りして何とかなったけど、先っぽを少し削ってやればなんとかなるのだな。

これでヒューズから先も手を入れて心配がひとつ減りました。ヒューズが変形した原因究明は実はできていないことには変わりないんだけど、まぁいいか。

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