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透明のホース - フューエル・ブリーザー・ホースの交換その2

cracked clear hose cracked hose left 前回フューエル・ブリーザー・ホースを交換した時には手をつけなかった透明ホースに、気が付いたらクラックが入っていた。トランクの上淵にある金属チューブに挿してある部分が、左右両方とも皮一枚状態になっていたのだ。最近、うっすらとガソリンの匂いがするような気がしたのはこのせいだったのかな?

new clear hose 耐ガソリンのホースなら、あるいは何を使っても良いのかもしれないけど、レディバグで純正のホースというのが売ってたので、そちらを選んだ。結構固めのホースで長さは1m70cm。元々付いてたホースは左右のホースの合計が2m20cmで、50cmも長かった。1本で足りるのかちょっと心配だったけど、無駄な(?)カーブをさせないように合わせたところ、ほぼぴったりの長さだったみたい。

hose clips オリジナルの状態だと、ホースはアイクリップで固定してある。外す時にはワイヤーカッターのようなもので引きちぎるしかないし、固定する時は特殊工具が必要になる。アドバイスも頂き、今回は2輪の燃料ホースの固定によく使われているクリップを使うことにした。

nail holding metal tube トランク上淵に沿うようにある金属のチューブは、てっきり溶接止めしてあるもんだと思ってたが、古いホースを取る作業中に左右に動くので、よく見たところ、窪みに押し込んで、3カ所の爪で押さえ込んでいるだけだった。金属チューブがついたままだと新しいホースを差し込むのが辛そうなので、爪をほんの少しだけ開き、チューブを外してみた。爪は起こしすぎるとたぶん折れる。

new hose at neck 透明ホースは給油口裏のT字型分岐からスタートする。ここの分岐はプラスチック製なので、ホースを抜いたり差したりする時に折りそうで怖い。

new hose with clips 金属チューブに新しいホースを差し込み、クリップで留めたところ。何となく頼りない気がしたので、給油口裏同様、クリップは2個使った。僕のビートルの場合、給油口裏から金属チューブまで、まず短い透明ホースで繋いでいる。

hose goes outside トランク横断後、長めに切った方の透明ホースを繋ぐ。このホースは、トランクの脇を這わせた後、スペアタイヤの脇にある穴に突っ込むことになる。もうひとつ下にも穴があるんだけど、何のためかな?

hose end で、ホースを押し込んでいくと、こんな感じでホースが下から出てくる。

僕のビートルは給油の間隔が空くと燃費が悪くなる傾向があるので、どこからかガソリンが漏れているか、このホースから気化するガソリンの量が多いということなのかもしれない。もっとも、給油の間隔が長い時には、ちょい乗りする日が多かったりもするので、何とも言えないけど。。

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