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イグニッションコイルを交換

先日NHKを見ていたら、古い家電製品が元になる火事が増えているというお話をやっていた。老朽化したコンデンサーから電解質が漏れ出して、それがショートするんだったっけかな。火花が出て周りの部品に引火して火事に繋がるというもの。発火するところの映像もあって、多少の演出が含まれてるとしても、十分恐ろしい場面でした。

coil leaking 液漏れと言えばビートルのイグニッションコイルも下になってる部分がタール状に漏れたようになっていて、実はどうしたもんかと思っていた部分だった。

coil new and old 失火があるとか、特に問題がある訳ではないんだけど(いや問題はあるけど気がついていない可能性もある…)、こういうのは、ある時一気にダメになったりするんじゃないかな。発火までいかなくても何故か火が飛ばずに立ち往生なんてのも冴えない。ちょうどレディバグさんに遊びに行ってた時にNHKの番組のことを思い出したので、コイルを衝動買いし、その場で交換してしまいました。

new coil in old engine 交換作業は、古いのを外して新しいのに付け替えるだけ。僕が買ったのはブラケットがセットになっているものだったけど、穴の位置もぴったりでさすがという感じです。というか、穴の位置が違うような部品があること自体、本来はどうかしてるんですけど…。で交換済みの図。一ヶ所だけきれいでハイパフォーマンスっぽくてなんか似合わないな。改めて見るとコイルのすぐ近くを燃料ホースが通っているので、こいつが発火したら大いに都合が悪いかも知れない。

交換してスターターを回すとエンジンが掛かったので作業は終了。元々調子が悪いとかがあった訳ではないので、特に感動もありません。新品のコイルでスパークが強くなってパワーが出るようになった、とか、そういうのも分かりません。あるいは単に僕が鈍いせいかも知れませんが。約5000円で安心を買ったということなのでしょう。おしまい。

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