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メーターバルブのショート

先日、配線が燃えました。配線まわりの作業をしたあと、イグニッションをオンにしたところ、パチっという音がかすかに聞こえたと思ったら、目の前からモクモクと白い煙が立ち上がってきたのです。原因はスピードメーター用イルミネーションライトのショートでした。きっかけは僕のミスのようでしたが、今後もまたショートする可能性が捨て切れないので、配線も変更することにしました。こんなことで車が燃えちゃったらイヤですわ。


メーター用バルブ-電球あり スピードメーターの照明用の電球とソケットです。僕のビートルの場合、ヒューズボックスから来た配線が、まずメーターの進行方向右側のソケットに入って、分岐端子で左に配線してありました。配線図を見ても同様に記載されているので、たぶんファクトリー・セッティングだと思います。ということは、通常は写真のような形で使っていることになります。


メーター用バルブ-電球なし 電球なしでのクリアランス ところが、電球が抜けた状態だと、ソケットの平型端子が引っ込むので、分岐端子(プラス)とソケットの外側(マイナス)が一気に近づいてしまいます。かなりギリギリです。


燃えちゃった配線 僕の場合電球の入れ方が甘かったのか、作業している間に外れてしまったようです。幸い配線のほんの一部を燃やすだけで済みましたが、えらい煙が出ました。走行中だったら心臓が止まりますね。写真に写ってる青い分岐用のパーツは、配線が燃えた後、配線を替えようとして付けたものです。


手前の配線を分岐 ソケットの縁の部分(マイナス)が分岐端子に直接接触しないようにテープを巻いたり、分岐端子を奥まで入れないようにしようかと思いましたが、分岐端子を使わなければ、仮に電球が抜けたとしてもショートしそうにないので、ヒューズボックスから来た配線を、ソケットの手前で分岐して左右に振るように配線し直しました。


配線が燃えたのは初めての経験でしたが、これで最後にしたいものです。この一件のあとしばらくは配線に対する自信がまったく無くなってしまいました。要は電球さえしっかり入っていればショートはしない設計なのでしょうが、チェックしておいた方がいいかも知れないです。


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