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ボーデンチューブのラバー

ケーブルの穴 クラッチケーブルが車体から出て来たところから、クラッチの手前にボーデンチューブっていう柔軟性のあるチューブがついてるんだけど、この黒いのはその先っぽにつけるカバー。僕のビートルは買った時にはこのパーツは付いてませんでした。これまでは、買うのをケチって自転車のチューブを切って周りに巻いてタイラップで止めてごまかしてきたけど、ちゃんとしたパーツを付けることにしました。

bowden tube and cover レディバグの高野さんからは「きつくて大変ですよ」と言われてたけど、なるほど苦労しちゃった。難しい作業ではないけど、疲れる。ボーデンチューブは奥まった所にあって手が届きにくいので、うまく力が入らないのだ。それにケーブルの端はラバーに開いてる穴よりもはるかに太いし、ネジ山が切ってあるので押し込んだだけでは入ってくれないのだ。しょうがないからぐりぐりやって先っぽが入ったあとは、ねじ込んで入れることに。これが、一体何回転すりゃぁいいのよってくらい回転させられて、へとへとになった。一方ボーデンチューブ側はツルンと入ってくれたので助かった。不自然な体勢での作業だったので、翌日は腕と首がバキバキに筋肉痛になってしまいました。

cover onで、作業終了後はこんな感じ。やっぱり本物のパーツは綺麗に付きますね。

ビートルを買う前、ネットで「クラッチワイヤーがよく切れる」とかの書き込みを見てたので、実はビビってた。でも、実際にクラッチ・ワイヤーを見たらかなり太くて、よほどのことがないと切れそうにはない。頻繁に切れる場合は、どこかに問題があるんじゃないかしら。3年間乗った経験で言うと、ビートルのクラッチ・ケーブルは切れない、です。いや、今のところ切れたことはないです… でも、このラバーがついてないと、ボーデンチューブの中でワイヤーが錆びて、切れやすくなるなんてこともあるんじゃないかな。


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